群馬の山奥にある発掘現場から 昨日無事に戻ってまいりました。 朝は8時半から夕方5時半まで 発掘、測量、水洗、ふるい作業。 初年兵として駆けずりまわり、 さらに夜9時頃から日付が変わる頃まで ミリ単位の遺物の整理作業。 身支度は分刻み、鏡を見る時間すらもなく、 プライベートな空間は皆無。 自分の子供でもおかしくないような学生たちに 混じって、体力・気力勝負のまさに「合宿」でした。 2、3日で疲労のピークが来るのだけど、 それを過ぎるとやけくそ気味の妙なハイテンションが続く。 子供たちに持参したキャラメルを配ると 「下界のスイーツだ!」と大騒ぎ。 私自身、復員したら千疋屋のパフェが食べてやる!と 何度思ったことか・・・。 その気力すらなくなると「無」の境地に至ります。 記憶がとぎれとぎれです。 疲労でだんだんと食欲がなくなっていく人が 多かったけど、なぜか私は日を追うごとに食欲が増し、 すこぶる健康。野生児の本領を発揮してきました。 持って帰ってきたの腰痛のみデス。
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